大雪山縦走、4泊5日(トムラウシ〜黒岳)

9月下旬、24日から28日に大雪山の縦走に行ってきました。

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計画について

当初、9月の下旬3連休をつなぎ合わせてアルプス大縦走する予定でしたが、台風が来ていたり天候があまり安定しなさそうだったので9連休とかとって行く予定だったアルプスの縦走は諦めて、前半の連休と後半の連休分けて、天気のいいところどこかの山に行こうと思い、秋の縦走登山を計画しました。
結果、日本全国の天気と睨めっこして天気良さそうなのが、北海道だ!と言うことで、北海道の山は旭岳(2回)、十勝岳、羊蹄山(2回)と、ちょこちょこ登ったことがあったので行くとしたら日帰りではなく縦走がいいと言うので、大雪山の縦走に踏み切りました。

(連休前半は栂海新道縦走できたので結果的に2つ大きい山行に行けて大満足◎アルプス大縦走計画はまた来年。)

大雪山縦走ルート

候補1/旭岳〜トムラウシ 2泊3日

旭岳→白雲岳避難小屋泊→ヒサゴ沼泊(南沼泊)→トムラウシ温泉
一番一般的なルート?で、記録もたくさん出てきました。ただ、2泊3日だと2日目のルートがかなりロングコースになり、夏場の日が長い時期だといいけど、この時期日も短いし歩ききれる自信がなかったので候補から外れました。
でも実際途中すれ違った方はほとんどこのルートの方でした。

候補2/旭岳〜トムラウシピストン 3泊4日

旭岳→白雲避難小屋泊→ヒサゴ沼泊→トムラウシピストン→ヒサゴ沼泊→天人峡
レンタカーで行くならこのルートが一番いいと思います。
天人峡〜旭岳までタクシーで5000円です(回送もあり)
ただ、化雲岳〜天人峡のルートが人通り少なく熊と藪漕ぎありというので、候補から外れました。

候補3(今回のルート)/トムラウシ〜旭岳(黒岳)4泊5日

トムラウシ登山口(短縮ルート)→南沼泊→忠別沼避難小屋泊→白雲岳避難小屋→旭岳(黒岳)

このルートにした理由
・1日あたりのコースタイムが6時間前後のため、余裕を持って歩ける
・南沼キャンプ場で水があるか心配だったので、心配な工程を前半に持ってきたかった
・北上するルートなので、ソーラー充電背中につけて歩いたら調子良さそう
・下山時、旭岳、黒岳ともに観光地系なので、帰路の交通手段が充実している

懸念点
・忠別沼避難小屋に泊まっている人の記録が少なかった
→綺麗な避難小屋で快適に寝れました。水も雨水溜まっている水溜りがあったので直前に雨降っていたら確保できました。

・公共交通機関だと東大雪山からトムラウシ短縮ルートまでのアクセスがない
→今回たまたま動画見てくださっている方が短縮登山口まで乗せていってくださったのですが、公共交通機関で登山口までアクセスする場合は、トムラウシ登山口(長い方)からになると思います。

持ち物

持っていってよかったもの、あって便利だったもの、計画時に自分が迷ったり困ったりしたものを記載します。

・ガス缶:新千歳空港の”スノーショップ”で買えます。(250gのみ販売)

・ライター:新千歳空港のコンビニで買えます。

・ソーヤミニ(浄水器):https://amzn.to/3FZ1Afv
ー北海道の水は野生のキツネのフンに含まれるエキノコックスに注意が必要です。(私は浄水+煮沸しました)
凹みやすいペットボトルにソーヤミニつけて使っています。

・ナルゲン:https://amzn.to/3hSHxaR
ー煮沸したお湯入れる用。湯たんぽにもなって持っていってよかったです。

・ジップロック:食べた後のものはとにかく匂い漏れしないように二重、三重にしてゴミをまとめました。

・熊よけスプレー:https://amzn.to/3G5f3Cy
ーAmazonで注文して、新千歳のコンビニ受け取り。大雪山の熊の被害は調べる限り目撃情報は多かったですが、重大事故は見当たらなかったので(日高とかは多い)サブバッグに入る小さいサイズ持っていきました。実際登山道に普通にヒグマいたので、でかいスプレー持って行くべきだったとも思いつつ、、でも実際あの猛スピードで走ってこられたらスプレー出してる余裕なんてないのでお守りとして持っておく。くらいに考えておくのがいいのかもしれません。

・熊鈴:持っていって行っていたもの+東大雪荘で買い足しました。

・ソーラー充電器:https://amzn.to/3vpgcQp
ー4泊5日なので、絶対充電足りないだろうなと思い、前々から導入を検討していたソーラー充電器を使ってみました。これが非常に調子良くて(天気良かった+稜線+背中が南向き)最終日まで充電に困ることは全くなかったです。USBケーブルで2つ同時充電できるし、充電速度も結構早く(体感ですが)導入して良かったです。

費用

備忘録。
縦走だったのでレンタカー借りずに公共交通機関で。

・交通費/49,240円(マイル含む)

・伊丹→新千歳(JAL): 8,000マイル
・新千歳→関空(Peach):9,740円
・千歳→新得:4,710円
・新得→東大雪荘(タクシー):17,000円
・黒岳ロープウェイ:1,900円
・層雲峡→旭川駅(バス):2,100円
・旭川駅→新千歳空港:5,790円

・宿泊費/1,750円

・東大雪荘:250円
・南沼キャンプ場:0円
・忠別岳避難小屋:0円
・白雲岳避難小屋:1500円
・(関空カプセルホテル:6,000円)
帰りPeachの飛行機遅延で終電間に合わず、結局泊まることに。。Peachあるある^^;

・その他/2,400円

・東大雪山お風呂:700円
・新千歳空港温泉:1,700円

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週末は大体山にいます。

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